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偏頭痛の予防薬について

偏頭痛の発作があまりにもひどい場合、医師によっては予防薬を処方するところもあります。

当然のことですが、医師は偏頭痛の予防薬を継続しながらも、副作用等々をしっかり検討した上で処方しなければなりません。

そして医師はその予防薬が有効であった場合、「徐々に投与量を減らし、最終的には薬物療法を中止→偏頭痛を完治させる。」ことを目標にしています。

では医師が偏頭痛の予防薬を処方する場合、一体何を判断しているのでしょうか。

○偏頭痛の発作頻度が増えている場合(=発作頻度は、1ヵ月2~3回が目安になります)。
○偏頭痛の発作頻度は少ないが、発作の症状が重症で日常生活に支障をきたすと考えられる場合。
○一般的に処方される治療薬で、あまり効果が見られない場合。
○通常の治療薬でも十分効果があるが、その治療薬によって副作用が起こる場合。
○偏頭痛の前兆が長引く場合。
○偏頭痛患者が精神的にもろいため(=弱い)、偏頭痛が発症した時の痛みに耐えることができない場合。
○偏頭痛患者の病歴によって、偏頭痛の治療薬を使うことができない場合。

このように偏頭痛の予防薬を使用する場合、様々な判断をチェックしたうえで初めて処方することができるのです。