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自分でできる偏頭痛改善法

いつ激しい頭痛に襲われるのか…このような偏頭痛に苦しんでいる方も、多いと思います。そして、偏頭痛を予防するために予防薬を服用・偏頭痛が発症する前後に発作治療薬を服用…これらの薬を常備することで、偏頭痛を軽減させる手段もあります。
しかし、そのような薬を回避して、自分なりの偏頭痛改善法を身につけることが出来たら…ここでは、誰にでも出来る偏頭痛改善法を取り上げてみたいと思います。
まず、きちんとした生活習慣を行うことをお勧め致します。寝過ぎ・寝不足といった睡眠の不安定さは、偏頭痛を発症しやすい環境を作り出します。睡眠量を一定化すること⇒日常生活の安定⇒偏頭痛改善に繋がります。

そして女性の場合、月経前・月経中に偏頭痛を発症するケースが多いと思います。その場合に限り、早めの鎮痛薬を服用することをお勧めします。ただし、偏頭痛専用の薬ではなく、薬局で購入できる胃にやさしいタイプの「バファリン」「ノーシン」を服用するようにしてください。生活習慣さえ安定していれば、それらの薬で十分偏頭痛を軽減させることができます。
また偏頭痛は、空腹時に発症しやすい特徴を持っています。つまり、朝食・昼食・夕食と規則正しい時間帯に食事を摂ることも、偏頭痛改善法には重要なのです。ただし、チョコレート・赤ワインといった女性が好きそうな飲食物は、控えるようにしてください。それと食事中に偏頭痛を発症した場合、絶対に血管を拡張させるような食べ物を摂取しないでくさい(身体がポカポカするような食材=唐辛子など)。

偏頭痛の原因は、血管の拡張し過ぎだと言われています。実は、偏頭痛専用の薬には、カフェインが少量含まれています(例えばカフェルゴットという薬には、1錠中100mgのカフェインが含まれています)。何か喉を潤したい場合、血管を収縮する作用(カフェイン)があるコーヒー・緑茶などをお勧め致します。しかし、いくら偏頭痛に効くからといって、大量にコーヒーを飲んではいけません。適度なカフェイン摂取が偏頭痛に効くのであって、飲み過ぎてしまうとカフェイン中毒=偏頭痛中毒のような症状を発症する場合もあります(カフェインが切れると偏頭痛を発症する状態)。

このように何気ない日常生活における規則正しい生活習慣を心掛けることが、今まで溜まっていた精神的ストレスも解放に向かわせていくのです(=偏頭痛改善法)。もし偏頭痛に悩まされているならば、是非、実践してみてください。必ず良い方向へ進んでいきます。