TOP > 偏頭痛という病気を探る > 女性に多く見受けられる偏頭痛

▽スポンサードサーチ


女性に多く見受けられる偏頭痛

今まで何も頭痛を感じていなかったのに、突然ズキズキした激しい頭痛に襲われる…それが偏頭痛です。

そして偏頭痛に悩まされる割合は、圧倒的に女性が多いといわれています。
(※偏頭痛の比率…女性:男性=4:1。特に20~40歳代の女性に集中しています。)

では何故、偏頭痛が多くの女性に発症しやすいのでしょうか。

最も考えられる要因として、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの変動に影響されていると考えられています。

そして、その最たる例えが生理(月経)です。

女性の場合、生理の2~3日前/排卵期になるとエストロゲンの量が急に下がります。

つまり生理によってエストロゲンの量が下がることによって、偏頭痛を発症する女性が非常に多くなるのです(=生理中や生理直後も多い傾向にあります)。

事実、女性が妊娠した場合、偏頭痛の発症は激減し→出産を終えた後、再び偏頭痛の発症が増加します。
(※妊娠すると生理は無くなり、エストロゲンの量も安定するため。)

それを考えれば、偏頭痛が20~40歳代の女性に多く発症することも理解できると思います。

ちなみに、偏頭痛に悩まされてきた女性は更年期が近づくにつれて減少し、別の頭痛:緊張型頭痛を発症する場合もあります。