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偏頭痛には入浴が逆効果の場合がある?

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一般的に血管が拡張すると酸素や栄養素が身体じゅうに満たされて、筋肉が柔らかくなります。脳だって、酸素や栄養分がたくさん運ばれると、脳の働きが良くなります。五感で集めた情報は、電気信号となって血液によって運ばれます。血流の流れが良くなると、電気信号がスムーズに運ばれて思考能力もアップします。そういう意味でも、お風呂でリラックスすると思考が整理されたりします。

だからお風呂は、自宅エステや、疲労回復効果や、ダイエット効果、デトックス効果だってあります。血流が良くなるということは、血管の壁も軟らかくなって血管が拡張します。だから筋肉のコリもほぐれ、疲労回復効果があるのです。身体の疲労だけでなく、精神的な疲労回復効果もあります。

しかし、入浴にはこのように良い効果ばかりではありません

実は、偏頭痛のメカニズムは、脳の血管拡張によって、その拡張した血管が神経に触れて「ドクン・ドクン」と血液の流れと同じリズムで頭痛が起こります。生あくびが続いているときや身体がだるい時にお風呂に入るのは危険です。お風呂で寛いでリラックスして血管が拡張してしまうと、生あくびだけだった偏頭痛の前兆が、前兆ではなく激しい偏頭痛が起こってしまいます。

理由は、偏頭痛の前兆状態だった脳内の血管が、お風呂でリラックスすることで血管の膨張を手伝って、膨張しすぎた血管が神経に触れて偏頭痛が起きてしまいます。リラックスすればするほど、血流が良くなり、痛みの感覚も敏感になってしまいます。従って、同じ痛みでも、ますます偏頭痛がひどくなった気がします。

偏頭痛が起きているとき、その前兆があるとき、お風呂に入るのは逆効果になってしまいます。

「あくび」が危険?偏頭痛の関係

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眠くてたまらない時に出るあくびは、身体に酸素を取り込み、疲労回復を促します。それに、あくびで息を吸い込む前に血管が収縮し、その後あくびによって血管が緩み急に血流が良くなるので、交感神経を刺激して目を覚ます役割もあります。

しかし、あくびが頻繁にでるとか、眠くもないのに出てしまう「生あくび」は、実は脳が酸欠状態になっている可能性があります

換気の少ない部屋で、部屋を閉め切った環境や、満員電車や狭い部屋に多くの人が密集すると空気中の酸素濃度が下がってしまいます。一時的に満員電車やエレベーターで酸欠状態になるくらいなら問題ありませんが、長期にわたって酸欠状態の環境にいるのは危険です。

ようするに、身体が酸欠状態になった時にあくびによって酸素を補給するのです。脳が酸素を欲するとあくびをしてしまうということです。睡眠不足のあくびは、脳の酸欠状態によって起こるという説が有力です。生あくびも同じようなメカニズムだといわれていますが、詳しいことは良くわかっていません。

一方、偏頭痛のメカニズムは、脳の血管が拡張して神経に触れることによって起こるといわれています。偏頭痛の前兆で、脳内の血管が拡張し始めた時に、脳が酸素不足のための血管が拡張していると勘違いして、酸素を取り入れようと「あくび」をするように身体に指令を送ります。

生あくびが止まらない時は、偏頭痛で血管が拡張し始めた前兆の可能性大です。血管が拡張し、神経に触れて激しい頭痛になる前に頭痛薬を飲むことをお勧めします。偏頭痛の前兆でも、連発する困った生あくびはおさまります。

しかし寝不足が原因と考えられるあくびの連発は、安易に頭痛薬を飲んではいけません。