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偏頭痛とカフェインについて

偏頭痛―自分で出来ること!― No Comments

偏頭痛を引き起こす原因物質として、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインがあります。

これは、もはや定説になっていることです。

しかし一方で、「偏頭痛にはカフェインが効果がある。」ともいわれています。

この相反する矛盾は、何故起こっているのでしょうか。

まず、偏頭痛の原因物質としてのカフェインに触れてみます。

カフェインには、血管の収縮作用があります。縮んだ血管が拡張することによって、筋肉も拡張します。

当然、筋肉が拡張すれば、偏頭痛を発症することになります。

実はカフェインによる血管の収縮作用に、カラクリが隠されているのです。

そしてそのカラクリとは…カフェインの量なのです。

つまりカフェインを過剰摂取した場合、血管の拡張率も激しくなります。

血管が激しく拡張すれば、自ずと偏頭痛は引き起こされてしまいます。

もしカフェインが適量であれば…血管が拡張したことによって引き起こされた偏頭痛は、カフェインの血管収縮作用によって緩和されるわけです。

[カフェインが過剰摂取されれば、偏頭痛を引き起こし…適量であれば、偏頭痛を緩和させる。]

もちろん、上記で明記した内容は一般的説明に過ぎません。

何故なら、カフェインの「過剰摂取-適量」には、非常に個人差があるからです。
(※それを踏まえ、カフェインを摂取する必要があります。)

偏頭痛を予防する食べ物

偏頭痛の誘因・原因をつきとめる No Comments

前項では、偏頭痛を誘発する食べ物&飲み物について触れてみました。

逆に偏頭痛を予防するために、摂取すべき食べ物&飲み物があるのでしょうか。

最も偏頭痛を予防する食べ物として、マグネシウムを豊富に含む緑黄色野菜が挙げられます。

マグネシウムは、身体に必要な成分の1つであることはいうまでもありません。

事実、マグネシウム成分が不足してしまうと、身体に様々な症状を引き起こしてしまいます。

「めまい」「疲れが取れにくくなる(=慢性的な疲れ)」「ストレス」「こむらがえり(足がつる)」等々…

偏頭痛の場合…マグネシウム不足→血管が痙攣(けいれん)を発症しやすくなる→結果として痛みに敏感になり、ちょっとしたことで偏頭痛の痛みを感じるようになります。
(※統計を取ってみると、偏頭痛を発症している人の50%以上がマグネシウム不足に陥っています。)

では何故、これほどまでマグネシウムは偏頭痛を予防するのに役立っているのでしょうか。

それはマグネシウムを摂取することによって、血管の収縮を防ぐことができるからです。
(※血管の収縮が起こらなければ、偏頭痛は発症しにくくなります。)

血管の収縮を防ぐ→筋肉の収縮も和らげることが、偏頭痛の予防になります。

偏頭痛に悩まされている方は、是非、緑黄色野菜を豊富に摂取するようにしてください。