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コーヒーをうまく飲んで偏頭痛を緩和しよう

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「コーヒーを飲むと頭痛が治る」と良く聞きます。偏頭痛持ちの人には、コーヒーは非常に効果があります。これは、コーヒーのカフェイン効果によって、血管収縮効果が大きいのです。

「偏頭痛」は、膨張してしまった血管が神経に触れて頭痛症状になるのですから、カフェインによって血管を収縮されると、神経に血管が触れなくなり、偏頭痛の痛みの原因が無くなってしまうので、偏頭痛が治った気になるのです。

しかし、カフェインに偏頭痛の治療効果はありませんので、カフェイン効果が切れると、頭痛が復活してしまいます。カフェイン効果が体内から完全に消えるのは、コーヒーを飲んで、8~14時間後位です。カフェイン効果の持続時間は意外に長いので、カフェインに敏感な人は昼のカフェインも夜の睡眠妨害になることもあります。カフェインに敏感な人は気をつけましょう。

しかし、一般的にはカフェイン効果が半分以下に減少すれば、カフェインが睡眠を妨害しなくなるといわれています。個人差もありますが、よほどカフェインに敏感でない限り、コーヒーを飲んで4~6時間位でカフェインは睡眠を妨害しなくなります。反対に、カフェイン効果のピークは飲んで40分といわれています。

インドではコーヒー豆は趣向品ではなく、薬用として利用されてきました。だから、コーヒーの飲み過ぎは、副作用もあります。依存症やカフェイン効果に身体が慣れて効かなくなる、睡眠妨害がそれにあたります。だから、コーヒー好きな人も、1日3~4杯程度にしておきましょう。

このように、コーヒーの効用・副作用を上手に知ることによって飲用すると、偏頭痛の緩和だけでなく、目覚め効果、神経集中に役立てましょう。