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偏頭痛に効果のあるツボ

偏頭痛を発症した時の激しい痛み…その痛みは、耐え難いものです。そのような時、鎮痛剤を持っていなければ?横になれるスペースがなければ?…痛みに耐え続けることは、非常に困難を伴います。そういう時に覚えておきたいことがあります。それが、偏頭痛に効くツボなのです。そしてツボの効果は、想像以上に力を発揮してくれることに驚愕させられるはずです。
偏頭痛に効くツボは5つあります=印堂(いんどう)・太陽(たいよう)・陽陵泉(ようりょうせん)・天柱(てんちゅう)・肩井(けんせい)=(他にもあります)

○印堂…両眉の付け根と付け根の中間部分にあるツボです。親指の腹で10回、ゆっくり~ダンダン強く押さえてください。偏頭痛に限らず、頭全体の痛みに効くツボです。

○太陽…
眉尻と目じりの中間部分にあるツボです。このツボは、しっかり押すように心掛けてください(少し強めに)。太陽は、目の疲れから来る頭痛に効くと言われています。

○陽陵泉…
膝関節の外側で少し下をさぐると、小さな丸みを帯びた骨があると思います。この部分の斜め下にあるツボが、陽陵泉です。陽陵泉はツボの中で、最も偏頭痛に効くと言われています。

○天柱…首の後ろで、髪の毛の生え際を触ってみてください。2本の太い筋肉が走っています。その筋肉の外側にあるツボが、天柱です。親指(人差し指)の腹で強く押してください。天柱は肩こりから生じる頭痛に効くと言われています。

○肩井…首の付け根と肩先の中間にあるツボです(右手で左肩を揉む時に感じる)。自分で刺激を与えることも出来ますが、肩井の場合、誰かに押してもらったほうがより効果的だと思います。

○完骨(かんこつ)…
耳の後ろ側に骨の膨らみがあると思います。その部分から指1本分下がったところにあるツボが、完骨です。完骨を上に揉み上げるように押してください。頭全体の痛みを軽減させる効果があります。

○外関(がいかん)…
手首の関節(内側)中央部分から、指2本分腕の方へ上がったツボが外関です。外関も頭全体の痛みを軽減させる効果があります。
偏頭痛が発症した時、上記のツボを押すことで痛みを軽減させることができます。また濡らしたタオルなどがあれば、こめかみ部分を中心にハチマキをするのも効果的です(血管の拡張防ぐことができます)。

ツボを押すことは、決して難しいものではありません。きちんとツボの位置を確かめることが、万が一の偏頭痛の予防にもなるのです(ツボの位置が離れれば離れるほど、効果は薄れます)。